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The New-York Historical Society


オランダ人のニューヨーク入植を伝える資料や展示や、
日本ではほとんど知られていない、アメリカの画家の作品など、
なかなか面白いものがいろいろあったが、
お目当ては「missing」という、同時多発テロに関する展覧会。
同時多発テロ以降、WTCの跡地に何を作るかとか
そういった話も盛り上がっているが、
WTC自体を振り返るような動きがあまりなかったと思う。
WTCの建築の様子を写した写真や、
WTCの設計図など、WTCに関する資料と
事件を伝える新聞や9月11日を映したフィルムなどがあって、
WTCを着工から崩壊まで振り返ることができた展覧会だった。
世界一を記念するプレートとか、WTCに関するものは、
WTCが確かにそこにあったことを伝え、
WTCに上ったことがない私にも、
かつてWTCが存在していたことを強く伝えてきた。
遺品によって人々の死については何度も思ったが、
WTCを失ったことの喪失感を
これほどまでに強く感じたのは初めてだった。
事件を描いた子どもたちの絵があって、
その中の一つの表現がとても印象的だった。
"Missing Age 28"。なんて短いんだろうと思う。
ボストンなどに行けば100年を超える建物もあるし、
本来なら30年足らずしか持たない建物ではなかったのだ。

9月11日のフィルムを観ていたら、
たくさんの人が地下鉄の入り口へと避難していた。
NYは地下鉄が整備されてるから、
地上で有事の際も逃げる場所があるし、
場合によっては移動もできるなぁ、なんて思った。



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