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グッゲンハイム・ミュージアム


カタツムリに喩えられる螺旋状の建物が特徴。
上の階が広がっている変な造り。
螺旋状なので、館内の廊下がスロープになっている。
これはバリアフリーとしての役割も果たしている。
6階はパフォーミング・アートが展示してあって、
レプリカがあって実際に着たり触ったりできる。
Regina Silveira の"The Saint's Paradox"は
一部屋使った規模の大きな立体作品。
スペースを提供するグッゲンハイムってすごいと思う。
あと、グッゲンハイムの姿勢で感心したのは、
フランス人の作品であればフランス語など、
きちんと原題を表記している点。
MET やMoMA はしていなかった。
逆に疑問に思ったのは、
製作年代が異なる2つの立体作品を
積み重ねて展示していた点。
作家が同じで、似た作品ではあったが、
積み重ねることを想定して作られたものなのだろうか。

企画展では、ブラジルに関するもの。
冠婚葬祭で用いる装飾品など、
ブラジルの土着の文化を感じ取れるものが
たくさん展示してあった。
Frans Post という17世紀のオランダの画家は
新たな発見だった。
この時代に、ブラジルを舞台にこんなに澄んだ絵を
描いていた画家がいたなんて知らなかった。
ホッパーをもっと澄んだ感じにして、もっと写実的にした感じ。
Georges Braque の"Paysage pres d'Anvers" という
アントワーク近郊を描いた作品は、
黄色やピンクなどが目立つ、印象派のような明るい絵。
キュビズムに傾倒する前のフォービズムの作品。
キュビズムのブラックばかり観てきた私には新鮮だった。

カンディンスキー、クレーなど、鮮やかな色彩の作品や、
ブラック、ピカソなどキュビズムの作品が充実していて、
あまり期待していなかったのだけど、とても楽しめた。



 
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