アンディ・ウォーホル・ミュージアム


7階建ての建物で、私が行ったときは7階で企画展を、
6階は閉鎖されていた。
7階の企画展が面白かった。
ウォーホルと関連のある美術作品と、
彼の作品が並べて展示してあった。
アール・デコや、ネイティヴ・アメリカンの美術と並べられ、
解説されていると、いろいろ気付かされる。
7階でかなり時間が取られた。

5階から2階は、50's〜80'sと、作品がだんだん新しくなっていく。
個人的には、「毛沢東」の部屋が良かった。
スタジオのように広い一室全部が「毛沢東」。
ウォーホルの作品で「何だこれ!」と初めてショックを受けたのが、
彼の「毛沢東」だったので、個人的に思い入れのある作品。
毛沢東の顔を緑に塗っちゃうって、普通の人にはなかなかできないよね。

3階(だったかな?)に資料室があって、
ウォーホルやポップアートに関するいろいろな文献があった。
日本語やハングルで書かれた文献も。
ポップ・アートの作家を新しく覚えた。
Allen Jones の"Hatstand" は、村上隆の祖っぽい作品。
Frank Xerox の"Almost a Frank Xerox" という
ウォーホルの「マリリン」をモチーフに(パロった?)作品。

資料室にいたり、彼のフィルムを見たりで、
結局、ここに2時間以上いた。
ウォーホルのフィルムを字幕無しで見るのは辛いし、
ショットがほとんど変わらず単調だから、
シアターには30分くらいしかいなかったけど。



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