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3月13日

イベント「森山・新宿・荒木 展」

森山大道と荒木経惟が撮った新宿の写真展。
荒木の「TOKYO NUDE」など、
過去にそれぞれが撮った既発表の作品と
2004年8月16日に二人が新宿の街に出て撮った新作で構成。
展示されてる作品一つ一つにタイトルは載せてなく、
タイトルは入り口で渡される鑑賞ガイドにある。
鑑賞ガイドを見なくても、
荒木の撮った女性はすぐに彼のものとわかる。
森山の作品と間違えない。
荒木に撮られてる女性はいい表情をしている。
笑顔を振りまいているわけではないが
荒木に対する好意が女性から感じ取れる。
「さあ、どうぞ」といった感じ。
女性が身構えてない感じ。
2004年8月の二人の様子を
野村佐紀子が撮った写真もいい。
写真家は撮られるのも絵になる。

3月12日

イベント「おたく:人格=空間=都市」

ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館帰国展。
恵比寿の東京都写真美術館で明日まで開催中。
公式サイトが内容をかなり詳しく説明している。
おたく文化を万博から時系列で構成した展示から始まる。
科学の進歩に純粋に夢を持てていた頃、
自然科学に強い興味を持っていた子供たちは
「ハカセ」と呼ばれていた。
そんな「ハカセ」たちの興味が、SF、アニメへと
変遷していったのではという仮説は面白い。
鵜呑みにできないけど。
不思議の国のアリスのイメージを
ジョン・テニエルの挿絵、ディズニーのセル画、
「はじめてのおるすばん」のしおりと、
絵の変遷を追っている。
マンガ、アニメ、ゲームなどが好きな若い男性が
多額のお金を趣味に投下しているなか
「はじめてのおるすばん」のような商品が生まれ、
対象とする層の変化からイメージが変わるのも
そういった商品が数多く流通するのも
市場経済の原理から言えば自然の流れで、
その中でそれらは一つの市場、商品に過ぎない。
展示内のコミケの説明によると、
33サークルの参加、700人の来場で始まったコミケも
現在では230000平米あるビックサイトを使って
35000サークルが参加し、50万人の来場があるとのこと。
有名な作家は税務署にチェックされてると聞くし、
その一端であるコミケの規模を考えても、
おたく文化が大きなものであることは間違いない。
フィギュア、ゲーム、アニメ、コミケといった
おたく的なコンテンツが数多く並んでいて、
私は特に嫌悪感もないので一つ一つ見ていたのだが
並んでいるものの市場規模は大小があった。
中野などにあるレンタルショーケース(*)を
そのまま展示していたのだが
そこで並んでいるのはメジャー誌のコミックスもあれば
着色したフィギュアまでいろいろ。
コミックやアニメの主題歌のCDは
おたくを自認していない人でも持っている人はいると思う。
この多様なコンテンツ市場の
どの商品群まで、どのくらいまで興味があるかによって
世間は人をおたくかどうか見ていて、
コンテンツ文化に興味がある人がみんな
おたくではないと私は思う。
「おたく」という言葉にはネガティヴなイメージがあるから
誰かが私を叩こうとすれば、
私はすぐに「おたく」というレッテルを貼られるだろう。
自分ではおたくと思っていないけど。
私がおたくの部類に入るのなら、
ゲームを初回版と通常版両方買っているような方々に申し訳なく思う(笑)。
(レンタルショーケースでは、
コインロッカーより一回り小さい透明ケースが
店内に並んでいてその一画を1ヶ月などの単位で借りる。
商品を出品する委託販売の一形態)



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