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3月28日

映画「17才」

レンタルビデオ店で見つけ思わずレンタル。
1979年生まれの私と同世代の、特に男の子たちで
エヴァンゲリオンにまったく触れなかった人って少ないのでは。
(敢えて距離を取ったという触れ方も含めて)
エヴァ世代なら「おっ」と思う三輪明日美主演映画である。
三輪明日美を敢えて説明すれば、
彼女は庵野秀明監督映画「ラブ&ポップ」の主演女優である。
しかもこの映画でも三輪明日美は
「ラブ&ポップ」同様に女子高生を演じているのである。
話の内容はアコ(三輪明日美)、リョウ(猪俣ユキ)、
ヒトミ(菊地百合子)の青春映画。
夜の校舎の屋上に忍び込んでビール飲んだり花火したり、
彼に振られ自殺未遂を図った挙句
夜中に電話して友達呼び出したり。
私の高校時代を含め、たいていの高校生は
こんな風に派手に振舞ったりはしてないけど、
そこに若さが描かれているのは確かだ。
若さとは無駄(に大人には思えること)を楽しむということ。
大人だったら、ビール飲むのにわざわざ
高校のフェンスを乗り越えたりしないし、
50円切手に代々木の消印が押された
「いまロンドンにいます」なんてハガキは送らない。
私の高校時代を振り返っても、
無駄が楽しかったなぁという思いはある。
修学旅行の班行動で庭園を見物するよりも、
班の輪から外れて海を見に行くほうが
そのときは楽しかったのだ。
普段は一つのことをじっとしてられないくせに
大人から見たら下らないことには
長い時間熱中できたりしてた。
そしてそんな高校時代の輪って長くは続かないことを
輪の中にいるときから私たちは既に気付いている。
アコ、リョウ、ヒトミは卒業したら
きっともう会うことはないだろう。
この面々とは今しか楽しめないみたいな
生き急いだ感じの刹那的な関係の先に
輪が自然消滅していくのが見えてしまう私は
映画のラストが近づくにつれて胸がキュンとしていった。



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