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6月27日

新書「9・11ジェネレーション」(岡崎玲子)

私は未読だが、彼女は集英社新書から以前
「レイコ@チョート校」を出している。
プレップスクール、チョート校に入学した彼女が
そこで体験したことをまとめた内容らしい。
プレップスクールとは全寮制の高校で
生徒のほとんどが大学進学する進学校。
この本では、2年目を迎えてすぐに9・11が起き、
アメリカ本土にいた彼女が、
見たり感じたりしたことが綴られている。
急激に高まるナショナリズム、
自分たちアメリカ人を嫌っている人たちが
世界にはいるということを考えることなく、
アメリカの言う「正義」を疑っていないアメリカ国民。
彼女は9・11以降クラス内でディベートを重ねてきた。
ディベートをするためには、
議題についてきちんと調べなくてはならない。
自分の意見を補足するためはもちろん、
自分と反する意見についてもだ。
社会についてこういう触れ方を
ちゃんと出来ているのが羨ましい。
もし大学1、2年の頃に
私がこの本に出会っていたら、
もっと社会についてもっと真摯に
考えようとした気がする。
高校生や大学生に読んでほしい。
学問で大切なのは、判例とか通説とか
既にあるものをなぞることではなく、
それを通して社会について考え、
自分なりの何かを新しく生み出すこと。
全国の大学生!
高校生のほうが主体的に学んでいるとしたら
それは恥ずかしくないか?



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